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CT撮影による被ばく線量を評価するWEBツール

チュートリアルTutorial

CT撮影時の線量計算

1.線量計算画面
右バナーの「CT Dose Calculator」をクリックして、線量計算画面に移動します。

2. 線量計算条件設定
@の欄に線量計算の条件を選択または入力します。

 Manufacturer CT撮影装置のメーカー* 
 Scanner model CT撮影装置名 *
 Filter FOVサイズによって決まるフィルター
*[Body][Head]などはWAZA-ARI内の共通プロトコル名で、装置の標準的な体幹部・頭部撮影条件のフィルタに対応しています。  
Tube potential  管電圧 *
 Rotation time 管球1回転に要する時間 
 Pitch factor ヘリカルスキャンモードのピッチ条件 
 Beam width 体軸方向のコリメーション範囲 
 Gender  性別
 Phantom  体型、年齢に応じたファントムを選択します。
  Standard:成人標準体型
  Fat(+2SD), Fat(+5SD):成人肥満体型
  Thin(-2SD):成人痩せ体型
  age:0〜15:0〜15歳児
 Scan type 検査種目を選択します。
 Scan range  撮影範囲を入力します。
中央のファントム画像上の□部をドラッグすることで撮影範囲を設定することもできます。
 AEC (Option)   OnにするとAEC(Auto Exposure Control)機能を使用した場合の線量計算が可能です。
示されたスライス位置における管電流を設定する必要があります。
 Tube Current 管電流
 CTDI Phantom Size   線量指標(DLP, CTDIvol)を計算する際のファントムサイズ
フィルター条件によって選べるサイズが限られる場合があります。。
*CT撮影装置や管電圧は随時追加していく予定です。
条件を設定後「Calclate Dose」ボタンを押すと、線量計算が開始されます。



3. 線量計算結果の確認
Aの欄に線量計算結果が表示されます。
以下のような各臓器の吸収線量[mGy]と実効線量相当[mSv]などが表示されます。
Gonad 生殖腺
Prostate/Uterus 前立腺/子宮
Urinary bladder 膀胱
Colon 結腸
Small Intestine 小腸
Kidney 腎臓
Pancreas 膵臓
Gall bladder 胆嚢
Stomach
Spleen 脾臓
Adrenals 副腎
Liver 肝臓
Heart 心臓
Lungs
Breast 乳房
Esophagus 食道

Thymus 胸腺
Thyroid 甲状腺
Salivary glands 唾液腺
Oral cavity 口腔粘膜
Out of Thorax 胸郭外領域
Lens 水晶体(眼球)
Brain
Lymphaden リンパ節
Muscle 筋肉
Skin 皮膚
Bone
Active marrow 赤色骨髄
ED103 実効線量相当*
ICRP publication 103の組織荷重係数に基づく算出値
ED60 実効線量相当*
ICRP publication 60の組織荷重係数に基づく算出値
DLP Dose Length Product
CTDIvol CTDI volume
* ファントムと算出方法が異なるため正確にはICRPの定める実効線量でなく、本計算にて使用したファントムの臓器線量、組織荷重係数に基づいて算出した値


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