WAZA-ARIで線量計算を行うためにIDを取得する必要があります。
WAZA-ARIログイン画面から「ID登録」ボタンを押してID登録画面に入ります。
全ての項目に正しい情報を入力して下さい。
入力情報から統計処理を行い、線量の分布を表示します。
入力した情報が正しいことを確認し、「登録」ボタンを押します。
入力した情報に誤りがありましたら「修正」ボタンを押すと入力画面に戻ることができます。
登録をキャンセルする場合は「キャンセル」ボタンを押すとログイン画面に戻ることができます。
入力したメールアドレスに下のような登録完了のメールが届きます。
メールには「ユーザID」と「仮パスワード」が 記載されています。
パスワードはWAZA-ARI v2ログイン後に変更ができます。
ログイン画面からユーザIDとパスワードを入力し、Log inボタンを押します。
この機能選択画面から登録した線量計算履歴や線量の分布状況、登録内容の変更などの画面に進むことができます。
@の欄に線量計算の条件を選択または入力します。
Manufacturer | CT撮影装置のメーカー* |
Scanner model | CT撮影装置名 * |
Filter | FOVサイズによって決まるフィルター *[Body][Head]などはWAZA-ARI内の共通プロトコル名で、装置の標準的な体幹部・頭部撮影条件のフィルタに対応しています。 |
Tube potential | 管電圧 * |
Rotation time | 管球1回転に要する時間 |
Pitch factor | ヘリカルスキャンモードのピッチ条件 |
Beam width | 体軸方向のコリメーション範囲 |
Gender | 性別 |
Phantom | 体型、年齢に応じたファントムを選択します。 Standard:成人標準体型 Fat(+2SD), Fat(+5SD):成人肥満体型 Thin(-2SD):成人痩せ体型 age:0〜15:0〜15歳児 |
Scan type | 検査種目を選択します。 |
Scan range | 撮影範囲を入力します。 中央のファントム画像上の□部をドラッグすることで撮影範囲を設定することもできます。 |
AEC (Option) | OnにするとAEC(Auto Exposure Control)機能を使用した場合の線量計算が可能です。 示されたスライス位置における管電流を設定する必要があります。 |
Tube Current | 管電流 |
Optional Phantom (未実装) |
体型補正機能を実装する予定です。 |
CTDI Phantom Size | 線量指標(DLP, CTDIvol)を計算する際のファントムサイズ フィルター条件によって選べるサイズが限られる場合があります。。 |
*CT撮影装置や管電圧は随時追加していく予定です。
条件を設定後「Calclate Dose」ボタンを押すと、線量計算が開始されます。
Aの欄に線量計算結果が表示されます。
以下のような各臓器の吸収線量[mGy]と実効線量相当[mSv]などが表示されます。
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登録後、この撮影タイプ毎に統計情報を確認することができます。
Cの欄(Scan date & time)をクリックするとカレンダーが表示されますので日時を選択します。
「Register」ボタンを押すと線量情報登録の内容確認画面に進みます。
計算条件等に間違えがなければ「登録」ボタンを押して線量を登録します。
ユーザ利用システム機能選択画面にて「線量計算履歴の表示」ボタンを押すと、線量計算履歴画面に進みます。
ユーザが登録した情報の一覧が表示され、登録した情報の確認が行えます。
また登録した情報の削除もこの画面から行います。
*一度削除した情報の復活はできません。
ユーザ利用システム機能選択画面にて「線量分布に関する情報」ボタンを押すと、登録した線量の分布に関する情報画面に進みます。
この画面ではユーザが登録した線量の分布と全ユーザによって登録された全ての線量の分布を比較したグラフを確認できます。
グラフ表示ではユーザの登録した線量の分布(濃い緑棒)、全ユーザの登録した線量の分布(薄い緑棒)がヒストグラムとして表示されます。
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